園長のつぶやき20260428

2026.04.28
「空からの贈り物」

昨日の帰り道、ふと空を見上げると、大きな虹がかかっていました。
しかもよく見ると、もう一本、ダブルレインボーでした。
久しぶりに見る虹に思わず足を止め、しばらく見入ってしまいました。
気がつくと、心がふっと軽くなり、明るい気持ちになっている自分がいました。

最近は、世界の出来事や自然災害など、どこか落ち着かない思いになることもあります。
そんな中で出会った虹は、まるで神さまからの贈り物のように感じられました。
そらを見上げたひととき、神さまが「大丈夫だよ」とそっと声をかけてくださっているような
そんなあたたかさに包まれた気がしました。

園でも、子どもたちは日々、小さな発見や喜びに出会っています。
その一つひとつの中にも、神さまのやさしいまなざしがあるのかもしれません。
何気ない毎日の中にある小さな恵みに気づきながら、これからも子どもたちとともに
そのひとときを大切に重ねていきたいと思います。

園長のつぶやき2026.4.15

2026.04.15
「小さな手に集めたもの」

昨日の年中・年長の宗話で、子どもたちに「お祈り」についてお話をしました。
手の合わせ方や、どうして手を合わせるのか、そしてお祈りは神さまとお話をすることだということを、子どもたちに分かりやすいように伝えていきました。
その中で、「手を合わせるのはね、いいことを手で集めて、それが逃げないようにするためなんだよ」という話をしました。
すると今朝、保護者の方から嬉しいお話を聞かせていただきました。
「昨日の話を家でしてくれて、"いいことを集めてお祈りするんだよ。ママも一緒にやろう"と言ってくれたんです」と。
その様子を思い浮かべて、思わず顔がほころびました。
また、朝、子どもたちは私とご挨拶をしたあと、マリア様の前で手を合わせてご挨拶をしています。
その中で、子どもがお母さまに「こうやってやるんだよ」と、手の合わせ方を教えている姿もありました。
小さな手で一生懸命に伝えているその姿が、とても微笑ましく、しばらくその場を離れられませんでした。
子どもたちは、心に残ったことをそのまま大切に持ち帰り、そして誰かに伝えようとします。
そのまっすぐな姿に、私たちのほうがはっとさせられることもあります。
手を合わせる、ほんの短いひとときですが、
その中には、やさしい気持ちや、あたたかな思いが、そっと集まっているのかもしれません。
これからも、子どもたちとともに、そんな大切な時間を丁寧に重ねていきたいと思います。

「園長のつぶやき20260413」

2026.04.13
「春、みんながそろって」
春のやわらかな陽ざしの中、進級式、入園式を終え、聖園幼稚園にすべての学年の子どもたちが揃いました。
春休みの間、静かだった園舎に、子どもたちの元気な声が戻ってきました。
その声を聞いたとき、「ああ、またこの春が帰ってきたな」と、思わずほっとした気持ちになりました。
新しいクラス、新しい友だち、新しい毎日。
ちょっと不安そうな顔をしている子もいれば、うれしくて仕方がない様子の子もいて、見ているこちらも自然と顔がゆるんでしまいます。
どの子も、その子らしい一歩を踏み出しているのだな、と感じています。
これから始まる「るんるんグループ」も、今から楽しみのひとつです。
すでに園庭や廊下では、年上の子が小さな子に声をかけたり、さりげなく手を貸してあげたりする姿も見られています。
そんな姿を見ていると、「ああ、こうやって子どもたちは育ち合っていくのだな」と、あらためて感じさせられます。
そして、そんな何気ないひとときの中に、神さまがそっといてくださるような、そんなあたたかさを感じることもあります。
今年はどんな一年になるのでしょうか。
きっと、楽しいことばかりではなく、思い通りにいかないこともあると思います。
それでも、その一つひとつが子どもたちの大切な育ちにつながっていくのだと思うと、今からとても楽しみです。
またこの時期は、卒園していった子どもたちが、ランドセル姿を見せに来てくれる嬉しい季節でもあります。
「先生、見て!」と少し照れくさそうに、でも誇らしげに立っている姿を見ると、なんとも言えない嬉しさがこみ上げてきます。
こうして、卒園してもつながりが続いていくことを、とてもありがたく感じています。
子どもたちが安心して過ごし、「ここが好き」と思える場所であり続けられるよう、今年度も職員一同、日々を大切に重ねてまいります。

園長のつぶやき2026.3.18

2026.03.18
「育ちあう心」
聖園幼稚園では、異年齢の関わりの中で、子どもたちが互いに育ち合う姿を大切にしています。
年長の子どもたちは、小さい組の子に優しく声をかけ、困っているとそっと手を差し伸べ、遊びへと導いてくれました。
その姿は、教えるというよりも、共に過ごす中で自然に伝わっていく、温かな思いやりそのものだったように思います。
一方で、小さい組の子どもたちは、そんな年長さんの姿に憧れ、真似をしながら、少しずつ人との関わり方を学んでいきました。
助けてもらったこと、遊んでもらったこと、優しくしてもらったことその一つひとつが、心の中に静かに積み重なっています。
本日、その年長の子どもたちが卒園しました。
これまで聖園幼稚園を引っ張ってきてくれた存在として、たくさんの優しさや力を残してくれたことに、心から感謝しています。
きっと、年長さんから教えてもらったこと、助けてもらったこと、共に過ごした時間は、
他の学年の子どもたちの心の中に、しっかりと生き続けていくことでしょう。
そしてこれからは、その思いを受け取った子どもたちが、次の誰かへとつないでいきます。
この"育ちあいのバトン"は、目には見えませんが、確かに子どもたちの中で受け継がれていきます。
思いやりとは、教えられて身につくものだけではなく、人との関わりの中で、感じ、受け取り、そしてまた誰かへと渡していくもの。
聖園幼稚園の中で育まれてきたこの温かなつながりを、これからも大切に見守っていきたいと思います。

園長のつぶやき20260220

2026.02.20
「心のゆれ」

子どもたちの姿を見ていると、心がふっと揺れる瞬間に出会います。

その場では納得していたことも、あとになって
「やっぱり少し違ったかも」
そんな気持ちが顔を出すことがあります。

でも、それは後戻りではありません。
自分の本当の気持ちに気づき始めた証です。

子どもの心は、いつもまっすぐに伸びていくわけではなく、
迷ったり、考えたり、行ったり来たりしながら、少しずつ育っていきます。

私たちは、その揺れを急いで整えようとするのではなく、
「そう感じたんだね」と受け止める存在でありたいと思っています。

心が動くということは、育っているということ。
今日もまた、子どもたちの中で、小さな成長が静かに重なっています。

「園長のつぶやき202626」

2026.02.06
「帰りのジャンケン」
お帰りの時間、正門でお母さんと一緒に「さようなら」のご挨拶をして、子どもたちはそれぞれの家へ帰っていきます。
その何気ない時間に、二学期の後半頃から「ジャンケン」が加わるようになりました。
最初は年長組だけでしたが、いつの間にか年中さん、年少さんにも広がり、帰りの小さな楽しみになっています。
約束は、きちんとご挨拶をしてから一回勝負だけ。負けた子は悔しそうにしながらも、「明日は絶対に勝つ」と言って帰っていきます。その姿には、次へ向かう力が感じられます。
最近では「足ジャンケン派」も現れ、普通のジャンケンと分かれて勝負が行われています。
ある女の子は、途中から足ジャンケンを選ぶようになり、不思議なことに私は勝てなくなってしまいました。
悔しがっている私に、その子が言いました。
「先生、足のとき、最初にパーばかり出すからだよ。」
自分では気づいていませんでしたが、その子はよく見て、考え、自分なりに答えを見つけていたのです。
遊びの中で子どもたちは、観察し、考え、試し、次に生かすことを自然に繰り返しています。こうした経験の一つひとつが、目には見えにくいけれど、確かに子どもたちの中に根を張っていきます。
大きな学びは、特別な時間だけにあるのではなく、こうした何気ない毎日の中で育っているのだと、帰りのジャンケンが教えてくれています。

園長のつぶやき2026.1.14

2026.01.14
「眩しい笑顔」
残すところ、第2期の未就園児クラスもあと4回となりました。
回を重ねるごとに、子どもたちがこの時間を楽しみにしてくれていることを感じます。
登園してくる際、笑顔で走ってきてくれる姿に、思わずこちらも笑顔になります。

幼稚園の雰囲気にすっかり慣れてきた子どもたちは、少しずつ自分らしさを出せるようになってきました。
その分、いたずらをしたり、思いがけない行動を見せたりする姿も増えてきましたが、それも「安心できる場所」だと感じてくれている証のように思います。

何より、遊んでいるときの子どもたちの笑顔は、本当に眩しく、輝いています。
夢中になって遊ぶ中で見せてくれるその表情一つひとつが、かけがえのない宝物です。

これからも、この笑顔を大切にしながら、子どもたち一人ひとりの育ちを、温かく見守っていきたいと思います。

園長のつぶやき2025.12.20

2025.12.20

「にぎやかな毎日を思い出しながら」

 二学期は行事も多く、保護者の皆さまにもご参加いただく機会がたくさんありました。
一つひとつのご協力に、心より感謝しています。

 本当にこの二学期は、子どもたち一人ひとりの中に、確かな育ちを感じる毎日でした。
日々の遊びや生活の中で見せてくれた、何気ない姿が心にあたたかく残っています。

 冬休みになり、元気でにぎやかな声のしない園舎は、どこか静かで、少し寂しく感じられます。
そんな園舎の中で目を閉じると、二学期のいろいろな場面が、そっと思い出されます。
お休みの間は、ご家庭でゆったりとした時間を過ごし、
心も体も、のんびり休めてくださいね。
1月8日、また元気な笑顔に会えることを楽しみにしています。

どうぞ、良いクリスマスと良いお年をお迎えください。

「園長のつぶやき2025.12.15」

2025.12.15
「団結力」
年中組の団結力には、いつも心を動かされます。
人数が少ないからこそ、一人ひとりが仲間の存在をよく感じ取り、自然と相手を思いやる姿が見られます。

運動会の時もそうでしたが、クリスマスの集いに向けて取り組む姿は、とても頼もしいものです。
「みんなで力を合わせて頑張ろうね!」
その言葉が、いつの間にか年中組の合言葉になっていました。

誰か一人が頑張るのではなく、
一人ひとりが相手を思い、支え合い、力を合わせる。
その大切さを、子どもたちは日々の中でしっかりと感じ、育んでいるように思います。

そんな年中組の姿に、これからの成長がますます楽しみになりました。

いよいよ明日はクリスマスの集い。
子どもたちの心がひとつになり
あたたかく、素敵な集いとなりますように...。

「園長のつぶやき2025.12.9

2025.12.9
「自主練」

今日、クリスマスの集いのリハーサルがありました。
子どもたちは少し緊張した表情で登園してきましたが、保育室でそれぞれの衣装に着替えると、どの子もやる気に満ちた顔つきへと変わっていきました。

そんな中、年長で博士を演じる子どもたちが職員室にやってきて、
「先生、セリフを聞いてもらってもいいですか?」
と、自ら"自主練"を始めました。

少しの空き時間でも、自分たちにできることを考え、実際に行動に移すというのは、大人でもなかなか難しいことです。
きっと「素敵な博士になりたい」という思いが、彼らを動かしたのでしょう。

本番に向けて自分の力を伸ばそうとする姿に、年長さんの大きな成長を感じ、とても頼もしく思いました。
子どもたちが当日、心を合わせてつくりあげる聖劇が今からとても楽しみです。

園長のつぶやき20251204

2025.12.04
「年少さんの成長って、すごいなぁ。」
最近、心がしっかり育ってきている姿に、ふと胸が温かくなる瞬間があります。

ある朝のこと。
園庭で遊んでいた男の子が指を怪我してしまい、必死に隠していました。声をかけると「平気だよ」と強がっていました。
一緒に手を洗って絆創膏を貼ってあげると、すぐに「ありがとう!」と元気に戻っていきました。
普通ですとここで終わるのですが...。

それから数時間後の降園時。
門に立っていた私を見つけたその子は、お母様と手をつなぎながら「太田先生、さっきはありがとね!」と、もう一度はっきりとお礼を伝えてくれました。

そのまっすぐな気持ちに触れ、胸の中がじんわり温かくなりました。
子どもたちの小さな一歩、小さな言葉に、毎日大切なことを教えてもらっています。

園長のつぶやき20251203

2025.12.03
子どもたちの何気ないひと言や、日々の小さな成長を、園長の目線でほっこりお届けします。
思わず笑顔になる"つぶやき"や心が温まるできごとを、どうぞお楽しみください。

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