マリア祭

カトリック教会では5月を「聖母月」といって、マリア様に心を寄せて過ごす事を大切にして過ごしています。
幼稚園でもマリア様がお喜びになること(お友だちに優しくする・家族の皆が喜んでくれるようにお手伝いをする・気持ちの良い挨拶をする...など)を考え、それを心の花束としてマリア様にお捧げしてきました。

今日は、マリア祭。
教会の各所にあるマリア像を順に巡り、それぞれの場所で「主の祈り」「アヴェマリアの祈り」を唱えたり聖歌を歌ったりしました。大聖堂に子どもたちの祈りの声が響き、美しいひとときとなりました。

IMG_6289.jpg
各クラスで取り組んだ心の花束です。

P1070714.JPG

P1070725.JPG

P1070746.JPG

ロザリオ作り

年長組は自分のロザリオを作ることにしました。
 2023-06-01 17.47.02.png

どんな材料が必要か相談し、教会の構内のお店に買いに行きました。代表者が、先生からお金を預かって行きました。売店のシスターにも教えてもらって、必要な材料を購入しました。
P1070668.JPG

いよいよ作り始めます。6個の主の祈り、10個のアベマリアの祈りのビーズを凧糸に通していきます。数を間違えないように、うまく凧糸に通していくように集中します。ぴーんと張り詰めた雰囲気の中で、黙々と取り組みます。最後の仕上げは、先生に手伝ってもらいましたが、おおよそ1時間かけて完成させました。マリア祭では、自分のロザリを持ってお祈りをします。
CIMG5611.JPGCIMG5606.JPG

神さまのおはなし(5/16)

今日の宗話は『主の祈り』についてのお話でした。
イエス様が唯一、「祈るときは、このように祈りなさい。」と言って教えてくださった『主の祈り』がどのようなお祈りなのかを、神父様が丁寧に説明してくださいました。

=天におられるわたしたちの父よ=
イエスさまは、天のお父さんがどんなお方かいつも教えてくださいます。
天のお父さんの気持ちがよくあらわれているのがイエスさまです。
天のお父さんはたったひとりの、かけがえのない息子をあたえるほど、私たちを愛してくださいました。私たちもお父さんとお母さんから命をわけていただきました。神さまにお祈りする時には、お父さん・お母さんへの感謝の心で、「父よ」とよびかけましょう。

=み名が聖とされますように=
神さまの名前が大切にされますように、というお祈りです。
私たちにも、ひとりひとり名前があります。
名前には、お父さんとお母さんの気持ちが、よくあらわれています。
こんな人になってほしい、こういう事を大切にしてほしい、生まれてきてくれてありがとうという気持ちです。
ですから、自分の名前もお友達の名前も大切にしましょう。

=み国が来ますように=
み国とは天の国、神さまの国のことです。神さまの国は平和の国。
私たちの世界には、お腹がすいている人、のどが渇いている人、住むお家がない人、貧しい人や、国と国との争いがあります。
私たちの世界にも平和がきますようにとお祈りします。

=みこころが天に行われるとおり地にも行われますように=
みこころとは、神さまのお気持ちです。
神さまは、みんなが平和に過ごすこと、幸せになることを願っています。
地上の世界が、神さまの望んでおられる素晴らしい世界になりますように。
すでに亡くなった人も私たちを見守っていてくださいます。

=わたしたちの日ごとの糧を今日もお与えください=
昨日は何を食べましたか? 何を飲みましたか?
ぼくたちは、毎日食べたり飲んだりします。
ぼくたちの心も、食べたり飲んだりします。本当ですよ。
心の食べ物は、嬉しい気持ち・楽しい気持ち・感謝する気持ちが大好物。
いつもありがとうの気持ちを忘れずに。

=わたしたちの罪をおゆるしください=
罪とは、悪いとわかっているのにすることです。
また、良いことをしたほうがいいとわかっているのにしないことです。
まわりのお友だちを驚かせたり、わるふざけをしたり、いじめたりしてはいけません。

=わたしたちも人をゆるします=
悪いことをしてしまったら「ごめんなさい」とあやまります。
「ごめんなさい」と聞いたら、怒ったままでいていてはいけません。
神さまが悲しむからです。

=わたしたちを誘惑におちいらせず、悪からお救いください=
おいしそうなおやつがあります。
でもそれは、かってに食べてはいけないもの。お友達のものを取ったり、お友達を傷つけたり、自分を傷つけたりすることがありませんように。

=えいこうはちちとことせいれいに。
はじめのようにいまもいつもよよに。アーメン。=

参考図書
『みくにがきますように~しゅのいのり~』(日本基督教団出版局/ターシャ・テューダー絵)
P1070677.jpg

アゲハの幼虫

園庭の花壇に1本の山椒の木があります。毎年、そこにアゲハがやってきます。年長の子供たちが「そろそろやってくる頃だ」と気にしていました。先週、目を凝らしてよく見ていると幼虫がいました。連休明けに大きくなって、色も変わっていました。このままだんだん大きくなっていくように見守っていますが、天敵もやってきているようで・・・。子供たちは虫籠に入れるよりは、このままで育ってほしいと思っています。
P1070650.JPG

P1070648.JPG

かみさまのおはなし(5/9)

幼稚園では「宗話」といって神さまのお話を聞く時間があります。今日は神父様から、マリア様についての話をしていただきました。マリア様ってどんな方?マリア様ってどこに暮らしていたの?...などを教えていただきました。

カトリック教会では、5月は「聖母月」と言われています。
幼稚園でも、マリア様の姿に倣って優しさや思いやりの心を大切にしながら過ごします。マリア様がお喜びになることを考え、生活の中でそれが出来るようにと励み、それが出来た時にはその心をお花の形に表して飾っていきます。それぞれのクラスに置かれた心の花束のボード、だんだんお花が増えてきました。
P1070633.jpg
IMG_6880.jpg
5月末にはマリア祭が行われます。マリア祭の頃には、きっとお花が満開になっていることでしょう‼マリア様のように優しさと思いやりに満ち溢れる私たちになれますように♰

やねよりたかい、こいのぼり~♪

街のいたるところに、こいのぼりを見掛けるようになりました。
幼稚園にも悠々と泳いでいます!

年長組のこいのぼりは、布を染めた後、グループ毎にデザインした模様を絵筆で描いていきました。年中組のこいのぼりは、ダイナミックに絵の具を塗たくりした後、ハサミでチョキチョキと切ってウロコを貼り付けていきました。
IMG_5745.jpg

年少組のこいのぼりは、自由な遊びの中で個々のこいのぼりにシールを貼ってウロコの模様にしました。
IMG_5727.jpg
IMG_5741.jpg

それぞれの年齢の発達段階に合わせて、子どもたちが楽しく作ったこいのぼり。みんなが健やかに成長しますように...と願いを込めて、飾りました。

お兄さん、お姉さんと一緒に‼

年少組のお友だちが幼稚園に入園して一か月が経ちました。毎日元気に過ごしています。
大きい組のお兄さんやお姉さんが、いろいろとお世話をしてくれています。
朝のお祈りを教えに来てくれたり、ルルドの洞窟まで一緒にお散歩に行ったり...。
IMG_5873.jpg
IMG_5743.jpg

上手な手の洗い方を教えてくれたり...
IMG_6055.jpg
椅子を並べてくれたり。
IMG_6052.JPG
年長組の子どもたちは、一番大きい組になって「今度は私たちの番!」と言わんばかりに、自分たちが小さかった時にお兄さんやお姉さんにしていただいたように、お手伝いを頑張っています。お互いに良い刺激となっているようです。
みんなで一緒に育ち合っていきます。