運動会に向けて、年長組は、走って勝ち負けを決めたり演目を美しく踊ったりすることだけではなく、みんなで目標に向かって力を発揮出来るようにしていく...その過程を大切にしています。
障害物リレーで、どうしたら相手チームに勝つことが出来るか秘策を練っています。
チームの中には、走るのが得意な子もいれば苦手な子もいます。勝ちたいという気持ちが高まって意欲的な子もいれば、気持ちがのらなくて消極的な子もいます。それぞれの障害物リレーに対する思いの違いを乗り越え、自分に出来ることや友達に出来ることを考えています。
今年はソーラン節を演じるので、会場に大漁旗を飾ることにしました。みんなの旗をどのように仕上げるか相談を重ね制作しています。
競技に使う用具の出し入れをする用具係、小さいクラスのお友達が走り終えた後に誘導をする誘導係、会場でアナウンスをする放送係...などの役割を決め、運動会の全般的なお手伝いもします。
どの役割も大切なお仕事。自分の役割を持つこと、自分たちで話し合い決めたことを友達と一緒に行うことで、自信につながり一番大きいクラスとしての責任が生まれます。この経験を通して、段々と主体的に行動が出来るようになってきました。
いよいよ来週に運動会を控え、気持ちが高まっている子どもたちです。
みんなが力一杯、自分の役割が果たせるように...と願っています。