令和4年度英語活動について

令和4年度 英語活動について
○英語活動のねらい
・2つ以上の言語が生活上必要な環境が近い将来にやってくることを踏まえ、この時期の子供たちの特徴である、繰り返し反復する、知っていることを知っている相手に使ってみる(話しかけてみる)ことができる場面を設定し、英語になれる・英語を話す人になれることを目標としたい。
・Basic Interpersonal communication Skillsを目指す活動を進める。
・幼児の英語教育で実践が豊富であるECCにレッスンを委託する。
・英語活動については、幼稚園とECC側とで相談しながら進めていく。

○英語活動内容について
・英語を教えこむレッスン形式(授業的)ではなく、英語を話す人が身近にいて、働きかけられたり働きかけたりする英語に親しむ環境にする。
・生活の中で、「英語でなんというの?」という必然性が生まれたときに、反応してくれる英語の先生がいて必要なレスポンスがしてもらえる環境が良い。
・その曜日のその時間は「英語の先生が自分のクラスにいてくれる枠」と考え、担任が主として活動を進め、英語の先生に加わってもらう場合と担任の協力のもと英語のレッスンを行う場面とを考える。
・ECCのカリキュラムに、聖園のオリジナルの内容をアレンジしてもらいたい。例えば、聖歌やお祈り(英語圏の誰でも知っている)など。
・1学期は20分程度から徐々に時間(内容)を多くする
・2学期(18回のうち半分を終えたあたり)から40分のレッスンも導入する。

○活動計画
英語レッスン案について.pdf

○取り組みと成果
・計画した18回のレッスン回数が確保できた。
・金曜日に子供を迎える時間帯から英語の先生が正門に立ち挨拶・言葉かけを行った。なれるに従って、子供たちからの反応も増え、保護者からの反応も増えた。英語に興味を持っている様子が伺えた。
・基本の挨拶等のフレーズを繰り返し行うことで、「この人にはこの挨拶」が定着していった。
・担当の英語教師にとても親しんでおり、その教師の存在が英語活動にとても重要であった。コロナ等でレッスンが組めなかったり担当教師の体調不良等で期間が空いたりすると、子供たちや保護者からも心配する声が寄せられるほどであった。
・前半20分程度からスタートし、徐々に内容と時間を伸ばしていったが、子供たちの活動による必然でもあった。
・歌やゲームも喜んで取り組み、子供たちだけでも歌っていたりゲームが始まったりする機会があった。

○来年度への課題
・来年度年長になる子供たちは2年目の英語の時間を体験していくので、連続性を重視し段階的レッスンが組めるよう計画する。
・英語教師に年少クラスへの関わりについて、どのようなあり方が良いか検討する。

PageTop